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【デニムのあれこれ】専門用語やお手入れポイント

着心地がよかったり、動きやすかったり、コーディネートに合わせやすかったりと何かと重宝するデニムアイテム。そんなデニムについてのあれこれをご紹介します。

そもそも「デニム」って?

経糸にインディゴ染料によって染色された藍色の糸を、緯糸に染色加工をしていない白い糸を使用して綾織りされた、綿素材の織布のこと。とても丈夫で、何十年も愛用できる優れもの。最初は少しかたく感じますが、使い込むことで生地はやわらかくなり馴染んできます。他の素材だと劣化のように感じる色落ちも、デニムは風合いとして楽しみます。色落ちしたり、ダメージを受けたデニムは価値も高くなります。ちなみに、ジーンズのことをデニムと表現することが多いですが、正式にはジーンズは「デニムパンツ」のことです。

いくつ知ってる?「専門用語」


「デニム」を洗濯するときのポイント

POINT1「洗剤は使わない」
漂白剤などが含まれている市販の洗剤で洗うと、必要以上に白っぽく色落ちしてしまうことも。汚れがひどくなければ水洗いで十分です。もしひどい汚れが付いたら歯ブラシに中性洗剤を付けて、ピンポイントで軽くトントンと汚れを浮かすようにたたいて落としましょう。


POINT2「熱いお湯で洗わない」
温度の高いお湯を使うと生地が縮むほか、色落ちが進んでしまう原因になってしまいます。必ず常温以下の水を使って洗うようにしましょう。


POINT3「裏返して洗濯・陰干しする」
そもそもデニムは色落ちしやすい素材なので、手洗いがおすすめです。他の洗濯物に色移りしてしまうこともあるので、単体で洗うようにしましょう。洗濯機の場合でも、ボタンやジッパーは閉めて、裏返して洗うことで、型崩れの防止になります。干すときは直射日光を避けて、風通しのいい場所で裏返したままにしておくのが◎。


最終更新日:2023.09.01